オーバーホールは圧造機(ヘッダー・フォーマー)を1ケ1ケの部品レベルまで分解し、リペア部品により再組立を行う必要があるので、お客様の工場から機械を持ち出し、一旦当社工場へ持ち込み、オーバーホールを行います。
オーバーホールの作業経過報告などは、必要であれば立会の設定、画像送付など対応致します。
当社が手掛けた圧造機(ヘッダー・フォーマー)は責任をもってメンテナンスもフォロー致します。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)オーバーホールで当社ができること
長年使用されて積った油やボンデによる汚れを洗浄液で隅々まできれいに洗い落します。
ここで手を抜くと塗装ののりが悪くなってしまいます。
特定の部品には浸透探傷検査(カラーチェック)を行います。
1点1点の部品(修正)加工図を作成。
新作する部品は最新の技術動向にあった製造工程を選択します(材質や熱処理方法等)
部品単体でのわずかな寸法誤差は後行程で大きな影響を与える為、厳しい精度管理が要求されます。
極小部品から大物部品、切削から研削、表面処理まであらゆる圧造機(ヘッダー・フォーマー)部品製作に対応しております。
古い機械であればリレー制御からシーケンス制御へのレトロフィットやインバーター化の提案も可能です。
フレームやラム等の摺動部にはキサゲ工法、軸受けメタルにはササバキサゲ工法を施して寸法精度、あたり面、クリアランスを仕上げます。その他にも部品同士の締結に用いられるキーの勘合合わせ等、あらゆる部品に様々な工法を施して圧造機(ヘッダー・フォーマー)は組み立てられていきます。
これが単なる組立ではなく仕上組立とよばれる所以です。
機械がいくら精度が良くなっても潤滑油を送る配管に詰まり、つぶれ、破れ、曲がりがあってはあっという間に精度は悪くなってしまいます。また工作油配管の異常はブランク精度に直結します。
空圧配管は微小なもれであれば機器の動作には影響がないとはいえ、コンプレッサの稼働回数が増えてしまうことを考えればコストアップ要因となります。
この機会にばらばらに敷かれていた配線がきれいにまとまります。
各機構ごとの動作状況を電装品も含め、確認・調整します。
ご要望によりカバー表面の凸凹のパテ埋め仕上げも可能です。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)オーバーホール実施までの流れ
旧式の圧造機(ヘッダー・フォーマー)を使用しているため、十分な安全対策が施されていない!
重大な事故を招く前になんとか対策を講じたい!そんなお悩みにも的確にお応えします!
オーバーホール時にはぜひお申し付けください。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)における安全対策とは?
圧造機(ヘッダー・フォーマー)における安全化対策は以下の3種類が考えられます。
1.機械的な危険源(押しつぶし、挟まれなど)
2.材料および材質による危険源(低有害、刺激、油煙、など)
3.人間工学無視による危険源(不健康な姿勢、ヒューマンエラーなど)
最も深刻な事態を招くのは、1の機械的危険源と考えられ、いかに軽減していくかが重要です。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)安全対策で当社ができること
圧造機(ヘッダー・フォーマー)安全対策実施までの流れ
そのようなお客様には計画的な修理、メンテナンスをお勧めいたします。
対象となる圧造機(ヘッダー・フォーマー)械の生産計画にあわせて、生産と生産の隙間等の停止時間を有効活用しての修理、メンテナンスで稼働率への影響を最小限に抑えることが可能です。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)メンテナンスで当社が出来ること
摺動部品、回転軸、メタル等の製作・修正・交換・精度出し
圧造機(ヘッダー・フォーマー)メンテナンス実施までの流れ
なにかいつもと違う異常を感じたら早めの診断、改修をお奨めします。
「機械は正常だが時々動かなくなる」「配線が古くて、収集がつかない」「自社で改善しようとしたら動かなくなった」
などなど・・・そんなお悩みも当社の【電装品改修工事】が解決します。
電装品改修工事で当社が出来ること
2.制御盤・操作盤内の制御機器の交換
3.制御盤・操作盤内配線の交換
4.機内配線の交換
項目 | 制御方式 | |
---|---|---|
リレー方式 | シーケンサ方式 | |
機能 | 多数のリレーを使った複雑な制御は、経済性・信頼性の点より困難です。 基本的に、ON/OFF制御のみです。 |
プログラムにより、柔軟に複雑な制御も実現できます。 本来のシーケンス的制御以外に、データ処理に関するアナログ・位置決め ・通信など多様な機能が実現できます。 |
経済性 | 小規模のシステムでないと、経済的に実現困難です。 | リレー数約10個以上のシステムでは、一般にシーケンサ制御の方が経済的です。 |
制御内容変更への柔軟性 | 配線変更する以外に、方法はありません。 | プログラム変更により、自由自在に変更可能です。 |
信頼性 | リレー接点利用のため、長期使用に対しては、接触不良と寿命の制約があります。 | 基本的に、オール半導体のため、高信頼性、長寿命です。 |
保守性 | リレー故障の場合、原因特定と交換作業が大変です。 | 周辺ソフトなどで故障状況のモニタが可能。交換するにしても、簡単にユニット交換が可能です。 |
装置の大きさ | 規模が大きくなると、装置がかなり大きくなります。 | 基本的に、複雑的な制御に対しても、装置は大きくなりません。 |
システムの設計・開発時間 | 規模が大きくなると、時間・人工の点で現実的でなくなります。 | 複雑な制御でも、リレー方式に比べると、設計が容易で、製作も手間がかかりません。 |
インバーター = 周波数可変装置のことで電圧・電流・周波数を自由にコントロールできるものです。
モータで例えると、制御電源はAC200V、50Hzまたは60Hz固定のため軸回転数は固定ですがインバーターを使用することにより電圧・周波数をコントロールしてモータ軸回転数を変えることができます。
(圧造機(ヘッダー・フォーマー)での使用メリット)
・常にブランクにあわせた最適速度での生産が可能となる。
安定的な搬送等、良品率向上(歩留りUP)
・段取り時間の短縮
インチング時にスロー稼働(機械をじわ~りと動かすこと)ができるので、フィンガーチャック部のほか調整段取りが容易になる。
・汎用モーターにて構成ができる
万が一、モーターが故障した場合、交換・修理いずれにせよ早い対応が可能
・ランニングコスト低減
ブランクにあわせた最適速度化により、金型の寿命UP
『エネルギー効率』が向上するため、変電設備への負担軽減
・線材の終了を検出
・生産数、積算数等のカウンタ検出
・空圧の低下
・油圧の低下
・短寸の検出
・材料ストッパーの絶縁異常
・モーター過負荷検出
・前死点位置異常
・生産タイマー
・コンベア制御
・積層信号灯(パトライト)
・上記他の調整部の安全カバーや扉の開閉検出
電装品改修工事実施までの流れ
各種装置組立・オーバーホールで当社ができること
ばらつきを最小限に抑える線材戻り防止装置がお奨めです。
オプションで線材戻り検出も可能です。
各種装置組立実施までの流れ
そんな故障が発生してしまった際、機械の迅速な復旧は何よりも最優先させなければならないもの。そんなお客様のお役にたちたいと考えます。
できること
圧造機(ヘッダー・フォーマー) 突発修理までの流れ
圧造機(ヘッダー・フォーマー)の組立、オーバーホールと同様に圧造機(ヘッダー・フォーマー)の部品加工も長年の経験とノウハウをを積み重ねております。
圧造機(ヘッダー・フォーマー)に使われる部品は、異形状であったり、深穴ボーリングが必要であったりで、高精度な加工には機械や刃具はもちろんですが経験値も非常に重要な要素のひとつとなります。
できること
特殊仕様の機械で部品も小ロットなんだけど・・・
そんなご要望は当社にお任せ下さい。小ロット、単品でも大歓迎!部品加工1ケから承ります。
当社はお客様の「今すぐ欲しい」にお応えします。